「メタモルフォーゼの縁側」
「メタモルフォーゼの縁側」を観に行きました。
映画館はガラガラだろうと勝手に思っていたら、土曜日の昼時ということもあったかもしれませんが、席は9割がた埋まっていました。
また、鶴谷香央理さんの漫画「メタモルフォーゼの縁側」が原作で、BL(ボーイズラブ)が話のメインで出てくるので、観客の8割が女性でしかも若い女性の人が多かったです。
なおかつ、いつもは感動作を観ると涙が出る私ですが、今回は涙を流すことなく心地よく観ていると、両隣の女性が、映画の最後の方で涙を拭いているのがわかり、年齢や感性の違いを感じました。
話は、芦田愛菜さんと宮本信子さんの共演で実写映画化し、ボーイズラブ漫画を通してつながる女子高生のうらら(17歳)と老婦人の雪(75歳)の交流を描いた人間ドラマです。
毎晩こっそりBL漫画を楽しんでいる女子高生のうららと、夫に先立たれ孤独に暮らす老婦人の雪。ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来ます。美しい表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めてのぞく世界に驚きつつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了されていきます。
BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいきます。
『メタモルフォーゼ』とは、ドイツ語で「変化、変身」のことです。
自分自身変わりたいのになかなか勇気がない17歳の女子高生のうらら、生きる活力がなくなった75歳の雪、二人は知り合って、日常がすごくキラキラと輝いていきます。
芦田愛菜さん、宮本信子さんの役柄、演技がとても良く、本当に心地よく観ることができました。
芦田愛菜さんは、溌溂さと悩みをかかえた女子高生役を本当にビタッとはまって演じていました。
宮本信子さんも昔の「マルサの女」などの時の演技からまた一段とアップして、切なさ、かわいさ、優しさ、老いなどの人生のすべてを表現し演じていました。
夢中になれることがあることの素晴らしさ、年齢が全く違うのに好きなことが一緒で友達になれることの素晴らしさ。
人間、年齢関係なく生きがいがあれば新しい発見もあり生きる活力も湧くということがよくわかる映画で、今回も素晴らしいひと時を過ごすことができました。
映画が終わり、場内を出るとき、後ろの若い女性2人組の一人の方が、「なかなかいい映画だったね。ただ、うららの相手役の男子高校生はもっと地味な方が原作にもマッチしていたね」と話をしていました。
やはり原作を読んだ方がいいのはわかりますが、今回は原作を読むことは無いでしょうね(笑)
ポスター
女子高生・うらら(芦田愛菜さん)、老婦人・雪(宮本信子)さん
原作漫画
映画館はガラガラだろうと勝手に思っていたら、土曜日の昼時ということもあったかもしれませんが、席は9割がた埋まっていました。
また、鶴谷香央理さんの漫画「メタモルフォーゼの縁側」が原作で、BL(ボーイズラブ)が話のメインで出てくるので、観客の8割が女性でしかも若い女性の人が多かったです。
なおかつ、いつもは感動作を観ると涙が出る私ですが、今回は涙を流すことなく心地よく観ていると、両隣の女性が、映画の最後の方で涙を拭いているのがわかり、年齢や感性の違いを感じました。
話は、芦田愛菜さんと宮本信子さんの共演で実写映画化し、ボーイズラブ漫画を通してつながる女子高生のうらら(17歳)と老婦人の雪(75歳)の交流を描いた人間ドラマです。
毎晩こっそりBL漫画を楽しんでいる女子高生のうららと、夫に先立たれ孤独に暮らす老婦人の雪。ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来ます。美しい表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めてのぞく世界に驚きつつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了されていきます。
BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいきます。
『メタモルフォーゼ』とは、ドイツ語で「変化、変身」のことです。
自分自身変わりたいのになかなか勇気がない17歳の女子高生のうらら、生きる活力がなくなった75歳の雪、二人は知り合って、日常がすごくキラキラと輝いていきます。
芦田愛菜さん、宮本信子さんの役柄、演技がとても良く、本当に心地よく観ることができました。
芦田愛菜さんは、溌溂さと悩みをかかえた女子高生役を本当にビタッとはまって演じていました。
宮本信子さんも昔の「マルサの女」などの時の演技からまた一段とアップして、切なさ、かわいさ、優しさ、老いなどの人生のすべてを表現し演じていました。
夢中になれることがあることの素晴らしさ、年齢が全く違うのに好きなことが一緒で友達になれることの素晴らしさ。
人間、年齢関係なく生きがいがあれば新しい発見もあり生きる活力も湧くということがよくわかる映画で、今回も素晴らしいひと時を過ごすことができました。
映画が終わり、場内を出るとき、後ろの若い女性2人組の一人の方が、「なかなかいい映画だったね。ただ、うららの相手役の男子高校生はもっと地味な方が原作にもマッチしていたね」と話をしていました。
やはり原作を読んだ方がいいのはわかりますが、今回は原作を読むことは無いでしょうね(笑)
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