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ゴジラ、エンジョイスポーツ、プーチン

 教え子F君より、いつもの本や雑誌が送られてきました。
毎回送ってくれる「ゴジラ」、F君が理事長となり第1号となった「エンジョイスポーツ」対ロシア関係を考察した「スゴイぞ! プーチン」の3冊です。
 「ゴジラ」では、柔道の古賀稔彦さん、水泳の鈴木大地さん、バレーの益子直美さんの3人が対談した「日本スポーツの迷信」が面白かったです。昔の「水を飲ませない」、「ウサギ跳び」、「練習量の多さ」などについての話でした。
 「エンジョイスポーツ 1号」は、26歳という若さで引退した元栃乃若関とF君の対談でしたが、なぜ、早くの引退だったのか、現大関栃ノ心との交流について、大相撲の楽しみ方など、読みやすく興味深かったです。
 「スゴイぞ! プーチン」は、一水会代表の木村三浩さん著作の本です。一水会は、三島由紀夫の所属していた「楯の会」を源流とし、日米安保破棄、戦後体制破棄などの「対米自立」を柱に「脱原発、民族主義」などを唱えています。また、ロシアとの関連で、北方領土問題解決、早期の日露平和条約締結も唱えています。戦後日本は、親米派が主流だが、日本独自の路線を歩むべきであるという民族主義の考えのもと、東欧やロシア等にも目を向けていこうとする考え方は興味深いものがありました。
 政治・経済やスポーツなどについては、テレビや新聞などのマスコミから一方的に入ってくる情報ばかりで、自ら様々な角度から考察できないことが多いのが現実ですが、そのような中で、F君から送られてくる読み物に触れる機会があることは知的好奇心を倍増させてくれるので嬉しい限りです。F君、いつもありがとうございます。

ゴジラ、エンジョイスポーツ ゴジラ、エンジョイスポーツ

プーチン プーチン

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教え子Mさんからの『思いのこもったキウイ』

 先日、M中時代の教え子Mさんから「キウイ」が送られてきました。

 Mさんのことは、昨年まで勤めていた小学校の「一昨年の学校便り2月号」に下記の文章を載せました。
『Mさんは、中学時代、テニス部員として関東大会まで行った、いつも明るく元気でがんばり屋の女の子でした。そして、縁あって、福島県にある「梨農園」に嫁ぎ、毎年、見事な梨を送ってくれていました。しかし、2011年に東北大震災が起き、避難所での生活を、さらに、原発事故の放射能の関係で自宅や農園に戻れず、一家で新潟に近い知り合いの所での避難生活をしていました。そんな中、Mさんの旦那さんは、千葉県で一から「梨農園」をつくり、昨年、久しぶりにMさんから見事な梨が送られてきました。避難所、知り合いの所、千葉と移り住んでいく生活は、お子さんを3人抱え大変だったことと思います。しかし、Mさんは、常に明るく前向きで、逆に私がその元気をもらっていました。教え子に、「一生懸命に」「どこでも通用する人間に」と言い続けてきた私ですが、苦しい時ほど笑顔で前向きに頑張るMさんは、私よりはるかに素晴らしい人間になっています。まさに「後生畏るべし」です。(一部抜粋)』

 そして、「昨年の学校便り9月号」にもMさんのことを載せました。
『 ~略~ そのMさんの旦那さんが、病気で亡くなられたという新聞記事を、8月中旬に偶然見つけました。旦那さんは、回復しないとわかってからも、黙々と梨の手入れをしていたそうです。そして、Mさんのブログには、「亡くなる前日、収穫作業の手順や用具の場所を、私と長男に伝え、初物の梨のしずくを一滴口に含んだのが最後の食事となりました(一部抜粋)」と綴られていました。故郷ではない地での「志」半ばでの死でした。
私は、すぐにMさんに電話をし、励ましの声を掛けると、「先生に鍛えられましたから大丈夫です。家族だけで葬儀を行いました。高3の長男が後を継ぎたいと言っていますが、とりあえず休園です。9・10月は梨園を開いているので梨狩りに来てください」と明るく元気に答えてくれました。その気丈に振る舞う声に、思わず、目頭が熱くなり涙があふれてきました。家族で梨狩りに行くことを約束し、その後、Mさんのもとに、お悔やみの手紙を送りました。すると、先日、Mさんの旦那さんが丹精込めて作った大きな梨の詰まった段ボール箱が送られてきました。手紙には、「夫の梨、父(旦那さんのお父さん)と一緒にもぎっています。甘いかな、少し召し上がってください。お手紙嬉しかったです。」とありました。
ダンボール箱を開けると、梨の甘い香りが漂い、真夏でありながら、涼しげで実りある秋の気配を感じました。紹介の紙には、「もう一度食べたくなる梨を作ろう」という題名、家族7人全員(生前の旦那さんも含め)が笑顔で梨を手に持つ記念写真、そして、「笑顔担当 〇〇 〇〇(Mさんの名前)」とありました。それを見て、旦那さんの「志」とMさんの「笑顔」を継いでいるお子さんの未来の姿が、はっきり見えたように感じました。
心新たに、教職員一同、〇〇小学校の子どもたちに、「志」と「笑顔」の大切さを伝えていきます。』

 その後、昨年の10月、妻と2人でMさんの住んでいる千葉県K市にお線香をあげに行きました。
そして、つい先日、Mさんから「キウイ」が送られてきました。
 キウイに添えられた手紙には、
「こんにちは。皆様お元気ですか。〇〇さん(亡くなった旦那さん)と一緒に植えたキウイフルーツが旬を迎えました。少し召し上がってください。3種入っています。義父が手入れしてくれていますので甘くなりました。完熟ですのでお早めにどうぞ。」

 ここ数日我が家の朝食には、Mさんから送られてきた「キウイ」が仲間入りしてます。3種類とも、香りよく、とても甘くておいしいです。Mさんの『困難に立ち向かって前向きに生きる強さ』と『家族や周りの人に対する気遣いや心の優しさ』を噛みしめながら食べるキウイは本当に格別です。
 たくさんもらったキウイも毎日食べているので、あと3個しかありません。Mさん、美味しいキウイをありがとうございます。
 

キウイ3種 キウイ3種

手紙 手紙

朝食でのキウイ 朝食でのキウイ

キウイの入っていた箱1 キウイの入っていた箱1

キウイの入っていた箱2 キウイの入っていた箱2




 

5日連続のテニス漬け

 K高校女子ソフトテニス部の2チームが12日に県大会に出場するので、8日(木)、9日(金)、10日(土)、11日(日)、そして、12日(月)と5日連続テニス漬けでした。

 8日(木)、9日(金)は、仕事の後、16時過ぎから約1時間、基本練習。

 10日(土)は、午前中仕事の後、13時から約3時間半、部員全員で、基本練習(ボールを持っての一本打ち、乱打、ボレー・スマッシュ、サーブ・レシーブ)を行い、特に、ミスの多い前衛のレシーブ練習を30分以上やりました。そして最後にゲーム。

 11日(日)は、午前中、8時半から約4時間、3チームに絞っての練習とゲームを行いました。私が最初に勤務をしたM中の教え子のH君(45歳)、良く指導に来てくれるS中の教え子A君(30歳)が練習に参加してくれました。H君は久々のソフトテニスでしたが、球出し、ゲームなど積極的に動いてくれ、K高校の部員にとってはとても勉強になる練習でした。
そして、午後は、H君も一緒に「K体育館」で、私が所属しているクラブの練習をやりました。13時から15時までの2時間でしたが、乱打とゲームをやりとても楽しかったです。
H君が、ペアを組んでいたD君を呼んでくれたので、途中からD君も一緒に入ってゲームをしました。硬式テニスを少しやっているくらいで、高校卒業以来、全くソフトテニスはやっていないと言ってましたが、D君はゲームもしっかりできました。さすが、中学の時、関東大会2次予選まで進んだ力がありました。

 12日(月)県大会当日、5時起床、6時頃、選手4人をそれぞれの自宅近くで私の車に乗せ、K高校に行き30分ほど練習をしました。7時に出発し、渋滞がありましたが、8時15分に狭山の智光山テニスコート(16面オムニコート)に着きました。結果は、2チームとも初戦敗退でした。
1番手のペアは、2-➃で負けましたが、3,6ゲーム目にagainを繰り返す接戦を落としての惜敗。2番手は、全後衛とも凡ミスが7つずつほどあり、1-➃で負ける残念な試合でした。
 その後、ベスト16決めあたりまで他の学校のゲームを見ていました。埼玉平成高校、昌平高校、星野高校の私立3校が、ベスト16にたくさん残っていました。特に、第1シード埼玉平成高校の1番手の後衛はU-17の全国大会で優勝している逸材で、サーブ、ラリー、プレイスメントなどすべてにおいて高い技術、そして声もよく出て精神的にも鍛えられているなあと感心しました。もちろん、前衛も大変うまかったです。
 すぐに負けてしまったのは残念でしたが、テニス漬けの充実した5日間でした。ただ、60歳の年齢をひしひしと感じるほど、疲れが残っています。でも、元気にテニスをやれることは本当に嬉しいことです。何といっても健康に深く深く感謝です。それと好きなことをやらせてくれる妻に感謝です。
県大会前日練習1 県大会前日練習1(ゲーム)

県大会前日練習2 県大会前日練習2(ゲーム)

県大会前日練習3 県大会前日練習3

クラブの練習 所属クラブの練習(ゲーム)

D君、H君 教え子のD君、H君

県新人大会開会式 県新人大会開会式

記念写真 記念写真






読み聞かせ

 昨日の午前中は、学校に行き、土曜スクールのコーディネーターとしての仕事を行いました。
学習ボランティアの方々が、図書館等で本を選んでくれ、「読み聞かせ」を行いました。
「お月さまの話(お話)」「三吉ぎつね(絵本)」「おへそのあな(絵本)」「さるとかに(紙芝居)」の4つでした。
 お話、絵本、紙芝居、そして、地域の昔話、国内外のお話など、毎回、多岐にわたるものを選んでくれています。
今回は特に、「三吉ぎつね」がよかったです。地元浦和の浦和橋のそばにある「さんかく稲荷」のお話です。
そして、この「さんかく稲荷」の神社の息子さんを、私はM中で30年以上前に教えたことがあったので、更に驚きでした。
 それにしても、1年生から6年生まで、どの子供たちも真剣にお話を聞いていました。うれしい限りです。
もちろんそれ以上に、地域のボランティアの方々に感謝です。本当にありがとうございました。
絵本 絵本(おへそのあな)

紙芝居 紙芝居(さるとかに)

絵本(三吉ぎつね) 絵本(三吉ぎつねの表紙)

絵本(三吉ぎつね2) 絵本(三吉ぎつねの中)

お話、絵本、紙芝居 演目(「お月さまの話(お話)」「三吉ぎつね(絵本)」「おへそのあな(絵本)」「さるとかに(紙芝居)」)



「代償(伊岡瞬著)」

 2014年に発行され、大きな話題となったのが「代償」です。読めば読むほど気が滅入るイヤミス要素(イヤミス=後味が最悪な作品を指すミステリーのこと)と、事件の真相が明らかになっていくサスペンス要素が、織り交ぜられた秀逸なミステリーです。まさに読み始めれば、ページをめくる手が止まらなくなります。2017年には小栗旬さん主演でドラマ化もされました。

【あらすじ】
 平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことになります。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となりますが、ある事件で逮捕された達也から依頼が舞い込みます。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリです。
 代償は主人公・圭輔の悲惨な青春時代を描いた前半パートと、彼が大人になって弁護士として悪と立ち向かう後半パートに分かれています。そして圭輔の人生を狂わせた諸悪の根源である達也に、友人・寿人と共に立ち向かっていくというストーリー。
 前半部分では両親を火事で亡くしてしまった圭輔が、達也の家に引き取られ、全てを奪い取られていく過程が悲惨に描かれています。友人の寿人がいなかったら、そのストーリーの展開があまりに過酷で途中で読むのをやめたくなるほどです。
 後半パートからは弁護士となった圭輔の元へ、達也の手紙が送られるところから、ストーリーは急展開を見せます。なぜ達也は圭輔に弁護を依頼したのか、そして絶対に自ら手を下さないと言っていた達也がどうして容疑者として捕まってしまったのか。ついに始まった裁判からは驚きの展開の連続で、一気に読み終わってしまいました。果たして凶悪な心を持つ達也に、代償を与えることはできるのか。

【本物の悪とサイコパス】
 今作品の最大の敵である達也は、決してかわいそうな悪役ではありません。もちろん育った環境はお世辞にも恵まれていたとは言えませんが、彼の悪魔性は生まれ持ったものであり、そこに救いはありません。小説で本当の悪を描き切るって難しいです。今作品のように悪役のバックボーンも描くとなれば、読者はどうしても同情してしまうからです。しかし「代償」では、達也の生まれ育った環境の悲惨さを描きつつ、読者が彼に同情を持たないように細心の注意が払われています。自分は手を下さずに疑いの手から逃れるという達也のやり口は、北九州で起きたあの事件の犯人をモデルにしているのかもしれません。
 達也の言動は典型的なサイコパスの特徴に当てはまるように計算されており、それゆえに私たちは本能的に達也へと恐怖心を持つのかもしれません。

【裁判員制度と変わる日本の裁判】
 従来の日本のミステリーでは、リアリティを出そうと思えば、どうしても裁判所でのやり取りは無機質なものにしなければなりませんでした。もし弁護士が主人公で、アメリカ映画さながらの立ち振る舞いをすれば、一気に読者は冷めてしまうことでしょう。しかし裁判員制度が導入されたことにより、日本の裁判でも人の感情に訴えかける演出が認められるようになりました。実際の裁判でも、一つ一つ証拠を提示して裁判官のポイントを稼ぐやり方から、裁判員の感情を動かす劇場型にシフトしているようです。その結果、「代償」でも、衝撃的な裁判のシーンが成立するわけです。海外のミステリーでは、裁判をテーマにした傑作がたくさんありますが、これから日本でも裁判を舞台にした作品が増えていくものと思われます。代償は従来の裁判制度では描けなかった、新しいミステリーと言えると思います。

【悪に立ち向かう】
 「人はひとりではなかなか悪に立ち向かえないが、仲間がいれば勇気も気力も湧く」これは作中の終盤での圭輔の言葉です。圭輔と寿人は、少年時代から達也の異常性に気づいていながらも、何もすることはできませんでした。しかし大人になり、周囲の人たちを味方につけることで、ようやく悪に立ち向かう勇気を持つことができたのです。
 今作品では悪を描くことをテーマにしたと伊岡瞬さんは語っていますが、悪にどう立ち向かうべきか、というのも大きなテーマにあったと思います。圭輔や寿人だけでなく、牛島夫婦や白石弁護士事務所の人々、そして圭輔の初恋の相手である美果の妹である沙弓。
 それぞれ一度は悪に屈しながらも、仲間がいることで悪に立ち向かえるようになりました。漫画のようにラストにはみんなが幸せになるなんてハッピーエンドは用意されていませんが、勇気と希望をもらえる作品だと思います。私たちも、もし立ち向かうべき悪を見つけたのであれば、決して一人で立ち向かおうとせず、友人、家族、恋人、どれだけ頼れる仲間と一緒に立ち向かえるかが大切なのだと思います。
「代償(伊岡瞬著)」 「代償(伊岡瞬著)」
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